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2019.12.09トピックス

学会発表のご報告

~早発卵巣既往不全は絶対不妊とは言えないことが証明されました~

第64回日本生殖学会学術集会(神戸 2019-11-7)において
当院より以下のテーマについて発表を行いました。
https://roseladiesclinic.jp/media/

皆様のご参考になればと思い、ここに要約をご報告させていただきます。

テーマ:一年以上無月経の早発卵巣不全症例における排卵誘発-体外受精の成績

早発卵巣不全とは当40歳未満で卵巣機能が低下し無月経となり、FSHと言われる卵巣刺激ホルモン値が高くなるなどの特徴的なホルモン状態を呈する状態をさし、世界的に今でも不妊治療は不可能だと考えられています。

発症後一年以内では約4人に一人の方で自然寛解(一時的に卵巣機能が戻り月経が再開すること)を認めますが、一年以上無月経の方では寛解される方がほとんどなくなります。

当院では早発卵巣不全の診断のつく不妊患者様に対して当院で開発した卵巣刺激法に体外受精ー胚移植法を組み合わせた不妊治療を施行してきました。今回は2014-2015年に当院初診で、来院時一年以上無月経であり我々の排卵誘発法を4周期以上施行し得た86例の方の治療成績を発表しました。

その結果現在でも絶対的不妊と考えられている1年以上無月経の早発卵巣不全不妊患者様でも4周期以上の治療をすることにより20%以上の方が妊娠し、16%以上の方は分娩し赤ちゃんを得ておられます。特に治療開始時年齢が35歳未満の方では30%以上が妊娠し、28%以上の方が赤ちゃんをえておられました。

早発卵巣既往不全は絶対不妊とは言えないことが証明されました。

早発卵巣不全の診断がついてからでもできるだけ早く当院を受診していただくことが重要であることが示されました。
また、10年近い無月経の方でも治療により赤ちゃんを得ておられますので、諦めず私共にご相談ください。

尚、一般不妊の方々におかれましても当医院の開発した
卵巣刺激方を応用することにより大変高い妊娠率の結果を得ることができております。
治療をお考えの方はどうぞご相談くださいませ。