2025.01.01 お知らせ
■新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
ローズレディースクリニックは本年も卵巣機能の低下した方々(早発卵巣不全及び卵巣予備能低下)の不妊治療を中心とし、一般不妊また婦人科一般の診療に邁進し皆様方のご健勝のお役に立って行きたいと考えております。
卵巣機能低下、年齢による不妊の治療に関して
一昨年以来、血小板濃縮(PRP)卵巣内注入を行ってまいり、卵巣機能がかなり低下した方にも効果があることを確認しております。
さらに現在、もう一つ別の薬剤で卵巣注入により、安全で高い効果が期待できる事を確認しているものがあり、本年中には当院にて使用を開始すべく準備を進めております。
また、当院では世界で唯一高感度AMH(抗ミュラー管ホルモン)の測定によるモニターを取り入れており、これらの治療がかつてより効率的に進められるようになっております。
一般不妊治療に関して
卵巣機能低下の方への治療の経験を応用し、直近の統計をホームページにてご案内させていただきましたように、 高い成績を得ております。
また、卵子凍結は東京都にお住まいの方は補助金が出ると言う事で注目を集めております。
当院ではIVA治療のため、2010年マリアンナ医大で凍結を開始して以来の技術があります。
卵巣凍結ご希望の方にはオンライン での相談窓口も開始する予定です。
婦人科診療に関して
各種検査(ブライダルチェック等)、各種検診(子宮がん検診,体がん検診等)、ワクチン(頸癌ワクチン,帯状疱疹ワクチン等)に加え、新しい乳癌検診法で 特に月経のまだある方、ホルモン補充療法を受けている方に対する検診法として注目されているABUSを導入しております。
ABUSは超音波検査の一種です。
比較的痛みが少なく乳房全体を一度に検査でき、画像が保存できるため、見逃しの頻度が低い検査です。
読影は全日本乳癌検診学会理事長の中島康雄先生にお願いしております。
本年も皆様の健康と幸せ作りのお手伝いに職員一同、全力で邁進する所存です。
ローズレディースクリニック 院長 石塚文平